ウィンチケットミッドナイト競輪(FⅡ)

開催日時 2023年1月14日(土)・15日(日)・16日(月)
開催場所 前橋競輪場
出走表 出走表 コンビニで出走表が無料で出力できます。詳しくは コチラ
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スーパーアドバイザー
山口幸二

選手インタビュー

A級決勝インタビュー


 

樋口開土=段々と精神と走りが噛み合ってきた。自分のラインだけが3車。積極的なレースで、自分らの中から優勝者を出したい。
 
近藤寛央=高橋さんには世話になっている。自分が100勝を決めた時も高橋さんのおかげ。なので埼京ラインで結束して3番手で折り合う。
 
高橋泰裕=自分は東京同士だし3番手だと思っていたけど…。近藤君が是非、どうぞと言ってくれたので樋口君の番手を回る。この2日間は、3番手で勉強させてもらった。
 
小林令=自力自在の総力戦。現状、こんな感じだしベストの状態ではない。踏み出した瞬間も重たく感じる。とにかく自分の走りをやって行くだけ。
 
上原龍=また来月も前橋ナイターに呼ばれている。小林君は格上の選手でファイター。彼が勝つ走りをやってくれ、ゴール前勝負出来れば。
 
蒋野翔太=初日に比べれば良くなっている。奈良ナイターが終わり中2日だけど、疲れは感じていない。単騎になるけど自力勝負。
 
坂本拓也=ここは自分で何でもやりたい。たまたま、小林君の仕掛けに嵌まりラッキーだった。準決は後ろに迷惑を掛けるレースで申し訳ない。

 

チャレンジ決勝インタビュー


 

中山拓人=準決は上手く同期松下さんに駆けられてしまった。優勝は、まだ2回しかない。細沼さんと決める自力勝負。滝本さんに付くならガンバルと言われたけど、回ってもアシスト出来ないと思うので。
 
細沼健治=埼玉同士の中山君へ。予選は連係したけど、離れて1着、3着だった。昨年は決勝に1回しか乗っていない。だから準決の1着は久々。あとは弟子の黒沢征治に大宮記念を頑張ってもらうだけ。
 
滝本幸正=前回の伊東ミッドが終わり中2日の追加。だけど、疲れはないし大丈夫。弥彦は雪もあるし、バンク改修をやっているから室内トレのみ。単騎になるけど自力勝負。ラインがある方が走りやすいけど仕方ないですね。
 
森佑樹=今年は連続して決勝に進出。だけど、準決のレース内容が良くないし反省している。岡山同士の松下君の番手へ。連係するのは今回が初めて。
 
松下綾馬=師匠は佐伯亮輔さんで大師匠が河端朋之さん。所謂、鳥取出身のグループです。まだ優勝はないし、先を見据えて走っている。積極的なレースをやりたい。
 
神開一輝=実況をやっている平山アナには、凄くお世話になっている。親父の横断幕も作ってもらったし、1着の実況をやってもらえて、自分も嬉しい。広島の時は神奈川の斉藤雄行君に付いたけど、ここは単騎で一発狙いたい。
 
大山泰伸=いつも岡山の2人は、お世話になっているので。ライン重視の競走で松下君、森君の後ろへ。

 

 

二日目勝因敗因

1R

1梶山 大輔

高田君が坂本君に併されてしまった。バックでは捲ろうと思ったけど、いつもの癖で内を狙ってしまった(苦笑)。

2坂本 敏也

2周半、突っ張って逃げ切ったけど、たまたまですよ。この滑り台みたいになっているサドルのセッティングは自分に合っている。 

3江口 晃正

南関勢が叩けなかったから切り替えたけど、直線が短いですね。 

4木村 元信

坂本君が高田君を出させず、突っ張ってくれたおかげ。ジャン過ぎは、車間が空いてしまった。だけど、割り込まれない様に車輪は差していた。 

5高田 隼人

今日は坂本君に上手く駆けられてしまった。2分戦だし、後ろに迷惑を掛けてしまった。 

6黒川 勇

年には勝てないですよ。昔なら3番手から、もっと伸びたのに。車番と同じ着順でなく良かった。
2R

1組橋 一高

猪野君は点数以上に強いイメージがある。だから切る考えは全くなかった。いつもの武藤君なら引いてくれるし、そこが想定外だった。

2武藤 貴志

いつもなら引くけど、猪野君が踏んでいないから引き切れなかった。だけど、たまには、こう言う走りも見せないと。単独になってからは、前がペースで駆けていた。 

3猪野 泰介

中団がもつれていたので、上手くペースの持ち込めた。だけど、きつすぎたし、調子自体はあまり良くない。初日は、突っ張られて自分の走りが出来なかった。 

5亀井 道佳

猪野君が落ち着いて駆けていた。後ろが併走なのは分かっていた。抜ける先行ではなかったしワンツーが決まり良かった。 

6大前 寛則

2年半、大怪我で休む時期があった。その間に、選手気質や、レース形態が変わってきた。これからの競輪界が、どうなるか心配ですね。
3R

1北野 佑汰

森さんに前を任せていたので。4着は2人しか準決に行けないし、初日が4着だから厳しいですね。

2滝本 幸正

同期、照井君が相手だし、突っ張った方が堅いと思った。 途中でスイッチが入ったし、2着だけど、納得のレースです。

3照井 力斗

もっと早めに押さえに行けば良かった。そこを後悔しています。 

4松丸 裕紀

郷坪さんが入ってきて、しゃくられてしまったので。 

5森 佑樹

滝本君が照井君を出させず、良い形になった。だけど、もっと早めに行かないとダメだし、後ろに迷惑を掛けた。 

6細沼 健治

滝本君が2周半、突っ張ってくれたおかげ。準決の1着は、かなり久々。昨年も決勝は1回した乗っていない。競輪は、やはり展開ですね。 
4R

1神開 一輝

展開が良かったですね。松下君が突っ張り、その3番手から捲ったので。上がりタイムも9秒6で悪くない。

2大山 泰伸

松下君が突っ張ってくれたので。前のレースの北野君に着で勝っているので、決勝に乗れて良かった。 

3中山 拓人

休みながら行ったのが失敗ですね。松下さんが駆ける展開は分かっていたけど。上がりタイムは9秒5だけど、前が遠かった。 

4松下 綾馬

自分の走りは出来たけど、3角手前で捲られている。明日は、直線まで持ちたいですね。 

5木下 章

若い子のタイミングに任せるのは難しい。明日は自分でやる番組だけど、2周半駆ければ良いんでしょ(大笑い)。 

6柴田 了

あの快速捲りには付いて行けない。7着で一般戦落ちは避けたかったけど…。俺は、昭和のレーサーじゃないよ。 

7久保田 敦

3番手だし、中山君のタイミングに任せていた。7番手になったし仕方ないですね。
5R

1栗田 万生

初日は主導権を取れたけど、今日は6番手からの捲りになってしまった。1着で良かったけど、浜口さんには迷惑を掛けた。

2松尾 玄太

同県の平川君が頑張ってくれたけど、捲りを止める事が出来なかった。 

4濱口 健二

栗田君が石川にいた時も付けた事はなかった。だから、今回が初連係。踏み出しで空いてしまったし、きつかったですね。 高知は全日本選抜があるから、バンク改修があった。これから使える様になるけど、バンク練習が出来ないのは痛かったですね。 

7山田 祐太

もっとスパーンと捲れれば良かったけど、前の平川さんも強かったので。
6R

1川上 修平

山口勢には悪かったけど、後ろになったので切り替えた。横田君に微差負けて3着だった。

2田口 守

レースでは自分の自己主張をするけど、嫁相手には、何にも言わない(笑)。言っても勝てないので。 今日は自分のミスでスタートを取れず、安本君に悪い事をした。

3川上 真二郎

横田君が突っ張ってくれたけど、4角から伸びなかったですね。 

4横田 政直

突っ張って自分のレースをやれたし、そこは良かった。だけど、最後、一杯で2着だった。 

5安本 昇平

横田さんに突っ張られてしまい、田口さんと川上さんに迷惑を掛けてしまった。本当は前を取って突っ張りの作戦でしたが。  

7山口 龍也

単騎だけど、一発狙っていた。昨日は車の進みが悪かったけど、今日は捲りが決まったので。
7R

1飯田 憲司

特選を逃げ切っているし、調子は悪くないと思う。今日は樋口君に突っ張られてしまい…あとは、斉藤君の1車も邪魔になった。高谷さんは実績のある先輩だし申し訳ない。 

3樋口 開土

斉藤さんは単騎だけど、飯田さんとの2分戦。突っ張った方が堅いと思ったし、吉成さんの1車も大きかったですね。 決勝も積極的に駆けたい。

4小橋 明紀

最後は、自分で内のコースを探したけど、4着で一杯だった。 

5近藤 寛央

樋口君が突っ張ってくれたので。最後の踏み直しも抜群だったし、ワンツーが決まり良かった。抜けなかったし、そこは残念です。 

6齋藤 一茂

単騎にしては見せ場を作れた方だと思う。飯田さんと樋口君の踏み合いを期待したけど。 

7吉成 晃一

東京勢の後ろが空いていてラッキーだった。最初は決めずとコメントしたし、良くメンバーを見て良かった。3着では決勝に行けないと思うけど、恵まれた。
8R

1上原 龍

安達君と連結が外れたし、そこは反省点。最後、内が空いたので恵まれましたね。

2畝木 努

追走技術が下手だし、蒋野君に迷惑を掛けてしまった。勝ち上がりに失敗したのは自分の責任ですね。 

3高橋 泰裕

上原君なら何とかしてくれると思い、最後まで信頼していた。だけど、自分の位置を守れず、降りられたのは反省点。やはり、3番手は難しいですね。3着、3着だけど脚は悪くないと思う。 

4蒋野 翔太

初日より、今日の方が良い走りが出来たと思う。後ろは、どうなっていたか分からないけど、決勝に乗れて良かった。  

6安達 隆己

番手に入れたけど、そこから余裕はないし詰める事が出来なかった。主導権を取れず、上原さんと高橋さんに迷惑を掛けました。
9R

1小林 令

普段通り、前々のレースを意識した。初日は思いがけず3番手を取れたので、その辺りを考えながら走った。1着だったけど、見ての通りで、あまり良くない。

2山田 幸司

坂本君が勝ち上がってくれただけでも。やはりA級でも厳しいですね。明日は飯田君を目標に頑張る。 

3名川 豊

初手の並びが悪すぎた。同じ先行でも、切って、切ってがあれば違うけど。行くしかない展開になった。 

4須賀 和彦

レイチェルの踏み出しが良いのは分かっていたし、自分に脚がなかった。あとは、ジャンでホッとしてしまった。 

5石坂 永伍

名川君が行ってくれたけど、真後ろが小林君で止める事が出来なかった。 

6坂本 拓也

たまたま、小林君の後ろに入れただけだし、後ろに迷惑を掛けた。決勝は単騎で走る。 

7江本 博明

一般戦に落ちなくて良かった。最終日は初日と同じく同県の栗田君へ。

初日勝因敗因

1R
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レース総評
前受けの松下が青板バックで猪野の上昇を突っ張り、踏んでやめての絶妙ペースで2周半逃げ切った。番手の大山が2着、3番手の柴田が3着で、並びの3人で綺麗に決まる。強くて勢いのある若手にこのレースをされたら猪野はどうにもならない。


動きチェック

1大山 泰伸

どこまで行っても抜けないなという感じだった。降班組で点数は持っているが、脚自体は70点くらいの選手と思ってよさそう。
 

2松下 綾馬

突っ張った時点で勝負あり。初めての前橋ドームでも自分の庭のようにスイスイ駆けて押し切った。このレースが決勝でも出来れば初優勝も夢ではない。
 

3猪野 泰介

 新人との2分戦で車番も悪いし、「こうなるよな」という感じのレースだった。行こうとする気持ちは伝わってきたが、とにかく相手が悪かった。
 

4坂本 敏也

任せた以上は猪野と心中。この負けは本人も仕方ないと割り切っているのでは。
 

5黒瀬 浩一

人気本線を追いかけ4番手4着。前の柴田も内を空けてくれなかったし、普通に流れ込んだだけだった。
 

6木村 元信

不発ラインの3番手で展開的にどうにもならなかったが、最後内に入ってきた脚勢は悪くなかった。
 

7柴田 了

最高の展開。引いての巻き返しではおそらく千切れていただろう。前がああやって突っ張ってくれれば付いていける。
 
2R
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レース総評
高田と神開が2人で脚を使って、一番強い照井が大楽の捲りで圧勝。マークの小田桐は踏み出しで離れ、逃げた神開が2着に残る。離れた小田桐がエックス攻撃で松丸をしゃくって神開に続くも、これが打ち抜きで3着失格。これにより郷坪が繰り上がり、二車単一番人気からの三連単万シューとなった。


動きチェック

1神開 一輝

引かされた6番手から一気のカマシ逃げ。チャレンジでは自在より自力メインで、照井には行かれたが悪いレースではなかった。
 

2照井 力斗

勝って当然の展開。予選だし内容にもこだわってガンガン行ってほしい気もするが、今の新人はこれでいいのだろう。
 

3松丸 裕紀

あの小田桐には対処できないし、本人もビックリしただろう。ゴール通過は6着だが、小田桐と落合のダブル失格で4着となり、勝ち上がりの権利は手にした。
 

4小田桐 義継

前期はここで勝負駆けに成功したのに、同じバンクで今度は失格。期の初めにこれは精神的にキツいだろう。
 

5落合 豊

失格は内圏線踏み切り。故意ではないと思うし、もったいない。
 

6高田 隼人

6番車だがスタートでポーンと前を取り、そのあと神開を突っ張ったり、活発な動きをしていた。点数以上に脚のある選手だし、敗者戦のどこかで穴をあけそうな予感。
 

7郷坪 和博

高田が前々に攻めてくれたおかげ。バックで切り替えてからも終始余裕ありそうな感じだった。
 
3R

レース総評
引かされた5番手から滝本が強烈なジャンガマシ。踏み出しで口が空いた木下も何とか追いつき久保田もぴったり。ところどころ日やっとした場面もあったが、終わってみれば本線3人ド・ストレートの決着。



動きチェック

1北野 佑汰

滝本に行かれるのは仕方ないが、遅れてきた木下のところには飛び付いた勝った。これで降班してから予選は3連続で大敗。この感じだと今期のチャレンジでは苦しい戦いになりそうだ。
 

2滝本 幸正

青板バックできっちり突っ張っていればもっと楽に勝てたはずだが、この荒っぽさも新人ならでは。脚は間違いなくある。
 

3木下 章

決まり手はもちろん「マーク」だが、口が空いて追いかけたところは半分捲りのような感じだった。普通の追い込み選手なら追いつかないし、まだまだタテある。
 

4組橋 一高

北野に任せて共倒れ。スピードが違いすぎて切り替えられそうな感じもなかった。
 

5江口 晃正

カマされたラインの3番手で前2人と一緒。目立った箇所をあえて探せば、最終2コーナーで6番を持っていったところか。
 

6亀井 道佳

単騎のレースで切り替え策。支線の方に乗っていって本線にカマされてしまったし、読みも冴えていなかった。
 

7久保田 敦

ホーム過ぎに1番を乗り越えた時点で3着当確と思ったはず。最近は中間着ばかりだったし、こうやって確定板に上がったのはかなり久しぶり。

 
4R
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レース総評
森のカマシに大前が徐々に離れ、人気の中山がスコーンと捲って圧勝だが、中山マークの細沼もこれまた離れ、捲られた森が2着に残った。無理に追わず森の後ろで休んだ細沼が3着。


動きチェック

1中山 拓人

2Rの照井と同じような流れ。他のラインが勝手に踏み合ってくれて、捲ってくださいの展開になった。
 

2梶山 大輔

任せた武藤が後手を踏んで共倒れ。最後は頑張って内を突いたが5着に入るのがやっとだった。
 

3武藤 貴志

森の上昇を1回突っ張ったのはよかったが、その森が3番手からもう一度来たのが誤算。S取り名人らしくスタートは超早かった。
 

4森 佑樹

競輪は前々。逃げていればいいことある。そんな言葉がぴったりのレースだった。
 

5細沼 健治

途中までは中山にぴったりだったが、2コーナーから再び加速したときに離れてしまった。自力もあるタテ型選手だが、昔に比べて脚は落ちている。
 

6黒川 勇

見ていて離れる感じもなかったし、細沼が中山にぴったり続いてくれれば3着には入れただろう。残念。

 

7大前 寛則

森のカマシに少しずつ離れ、最終バック過ぎには画面からいなくなってしまった。

 
5R
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レース総評


動きチェック
坂本-小橋が一気にカマして山口が3番手に入ったが、後方待機の榎本が良いスピードで捲って前団を飲み込んだ。坂本を利した小橋が榎本に微差負け悔しい2着。逃げた坂本が3着に残った。
 

1小橋 明紀

前はタレてきている坂本で、後ろから来るのはぐんぐん伸びてくる榎本。すんなりのハコで余裕はありそうだったが、最後は「勢いの差」でやられてしまった。
 

2坂本 拓也

自力より自在がメインの選手だし、1周半行って3着なら「やった方」だろう。悪くはない。
 

3田口 守

坂本-小橋の仕掛けに反応が遅れ、中途半端に追いかけぴらんでしまった。
 

4榎本 光男

さすが捲りのスペシャリスト! 3番のアオリで遠回りさせられたが、そこで止まることなく、スピードは更に加速した。榎本を狙っていた穴党ファンは大喜びだろう。
 

5濱口 健二

田口の下手な運行に付き合わされて共倒れ。
 

6船倉 卓郎

山口が飛び付くレースだったし、あれではちょっと出番はない。
 

7山口 龍也

3番手に飛び付くまではよかったが、そこから捲る脚は残っていなかった。チャレンジでも人の後ろが多かったし、自分で動くレースはやや迫力不足だ。
 
6R

レース総評
人気を集めた名川が格上の立ち回りで先手の3番手を確保し、最終2コーナーから一気に捲り切った。番手の吉成もタテ型らしくぴったり。横田不発の展開から近藤がうまいリカバリーで3着に入った。


動きチェック

1名川 豊

きっちり位置を取ってひと捲り圧勝。格下相手の予選ならやりたいレースができる感じで、記念の二次予選の平原康多や古性優作を見ているようだった。
 

2栗田 万生

赤板から2周先行はさすがに距離が長かった? 3番手が名川ではなく別の選手だったら違う結果になっていたかも。
 

3近藤 寛央

不発になった横田を捨てて名川-吉成に上手くスイッチ。
 

4江本 博明

真後ろからの捲りに対応できず、栗田と共に捲られてしまう。もとからビシビシ仕事するタイプではないし、車間を切ったり横に動くことも出来なかった。
 

5平川 慎太郎

単騎の7番手で見せ場なし。もしかしたらワンチャンあるかも? と期待して見ていたが、現実はそんなに甘くなかった。
 

6横田 政直

昔はもっとガンガン行く選手だったが、最近は逃げと捲りを使い分けている感じ。5番手からの捲りは名川の仕掛けと綺麗に合ってしまった。
 

7吉成 晃一

名川の捲りにぴったり続いて2着キープ。今日みたいに絡まれずスンナリの展開なら何とかなる。
 
7R

レース総評
安本を叩いた山田が快調に飛ばして樋口ピンチの展開に見えたが、やはり予選では脚が違ったようで、苦しい5番手から力強く捲った。番手の須賀もぴったり続き断トツ一番人気のワンツー。樋口があの仕掛けでは3番手の川上真は苦しく、山田の逃げをフルに使った瓦田が前残りの形で3着。


動きチェック

1樋口 開土

安本の動きに惑わされ一瞬ヒヤッとしたが、仕掛けてからはスピードが全然違った。脚は変わらず問題なさそうだし、準決はもっとスマートに勝ちたい。
 

2須賀 和彦

樋口の捲りをしっかり追って二車単150円に見事応えた。準決も番組に恵まれたい。
 

3川上 修平

安本は前々に攻めてくれたし、納得の共倒れと言える?
 

4川上 真二郎

あの展開はどんなに脚がある選手でも流れ込むのは無理。仕方ないと切り替えて2日目以降頑張りたい。
 

5安本 昇平

山田に力負け。赤板で樋口を突っ張った判断は悪くなかったが…。
 

6瓦田 勝也

追加で来て山田の番手があり、その山田が逃げてくれたのだから超ラッキー。予選をクリアしたのもかなり久々だし、本人はもうお腹いっぱいかも。
 

7山田 祐太

良い先行だった。チャレンジ上がりで点数はないが、この走りを続けていれば85点くらいまではすぐにいきそう。

 
8R
レース映像をみる


レース総評
普通の選手なら地元三割増しだが、斉藤の場合は地元十割増しで、人気の蒋野を軽々叩いて主導権。続く安達も先輩の頑張りに応えようと車間を大きく空け、最後は計ったようにチョンと差してワンツー。3番手の西巻はあっさり離れ、叩かれた蒋野が3番手に入ってそのまま3着。



動きチェック

1蒋野 翔太

レースとは全然関係ないが、蒋野翔太と薦田将伍がいつもごっちゃになってしまう。ここは石坂と2人で人気を集めていたが、斉藤の力強いカマシの前に完敗。
 

2石坂 永伍

石坂が蒋野を差す車券が一番人気になっていたが、蒋野がそういう形を作ってくれず流れ込みの4着。
 

3松尾 玄太

叩かれたラインの3番手。あれではちょっとどうにもならない。
 

4齋藤 一茂

どんぴしゃのカマシでレースを支配。踏み出しの感じは全盛期と遜色ないくらいの迫力だった。
 

5西巻 秀太

もったいない。しっかり付いていけば3着はあったのに…。
 

6安達 隆己

百戦錬磨のマーカーみたいな「車間空け」と「チョイ差し」を披露した。自力より追い込みの方が向いているんじゃないの? と言いたくなるようなナイスレースだった。
 

7中野 良

人気本線が突っ張ってくれれば最低4着、もしかしたら3着だったかが、蒋野が叩かれてしまった時点でジ・エンド。
 
9R

1小林 令

実は3番手を取れると思っていなかったし、今日は全引きして、ジャンからカマシに行く作戦。それで予定と狂ってしまった。あとは、上手く飯田さんに駆けられてしまった。

2上原 龍

全部、小林君に任せていたので。今日は仕方ないですね。準決は関東で安達隆己君の番手で頑張りたい。 

3飯田 憲司

中団スンナリ3番手が実力ある小林君。逃げ切れると思っていなかったし、自信になるレース。先行したのも久々だし、きつかった。準決は高谷さんと決められる様に頑張りたい。 

4山田 幸司

2車なのに飯田君は頑張ってくれましたよ。後ろに小林君が入ったのが分かったので、ブロックは難しかった。明日連係する、福島の坂本拓也君は一緒に練習をやるので知っている。どう言う経緯かは、彼に聞いて下さい。 

5畝木 努

体調不良明けだし、体が動かなかった。単騎でなければ、アクションを起こす場面もあったけど、そこは見てしまった。準決は初連係だけど蒋野君に前を任せたい。 

6高橋 泰裕

僕はコースを見つけながらだった。小林君が中団を取ってくれたから3着に突っ込む事が出来た。 

7高谷 雅彦

小林君と飯田君のもがき合いを捲ろうと思っていたけど、1本棒のままで…。何か、飯田君を邪魔する形になった(笑)。今日は今日だし、準決は飯田君の番手で頑張りたい。

初日インタビュー

1R

 

大山泰伸

チャレンジも厳しいですね。中四国ラインで松下君の番手へ。 
 

松下綾馬

準優勝が1回あるだけで、まだ優勝はない。短走路は3度目で、過去の2回は決勝に乗れていない。前橋も初めてだし、駆けた方が安全ですね。自力勝負。 
 

猪野泰介

松下君との対戦はないと思う。ここ2場所良くないですね。自力勝負。 
 

坂本敏也

年末は代謝の掛かっている選手がいたから走りにくかった(苦笑)。猪野君とは何度も連係があり、ワンツーもありますよ。 
 

黒瀬浩一

単騎の方が逆に良いかも。好きに走れるので。1着も取れているし、脚は悪くない。 
 

木村元信

北日本ラインの3番手。猪野君は点数より破壊力があるから楽しみですよ。 
 

柴田 了

中四国ラインの後ろへ。広島は追加で行ったけど、落車だし、ツキがなかった。 
 
2R

 

神開一輝

平山アナに1着でゴールと実況して貰える様に頑張りたい。親子共々、平山アナには世話になっている。落合さんの1車も大きいし自力勝負。 
 

照井力斗

前橋ミッドは4場所前に走ったばかり。悪いイメージはない。自力勝負。 
 

松丸裕紀

同県の神開君へ。連係するのは今回が初めてです。 
 

小田桐義継

年末の前橋で勝負駆けに成功して代謝を免れた。決勝にも乗れたし恵まれた。北ラインで照井君の番手へ。 
 

落合 豊

かなり悩んだ…。自力と番手の総合力で、福岡コンビの後ろに決めました。 
 

高田隼人

自力、自在に。多分、郷坪さんは任せてくれると思う。怪我で欠場ではないし、問題ないですよ。 
 

郷坪和博

追い込まれた時の、人間は、自分でも凄いと思った(笑顔)。代謝のピンチを免れたけど、今期も始まったばかりなので。南関ラインで高田君へ。 
 
3R

 

北野佑汰

滝本君との2分戦で厳しいけど、主導権を取れる様に頑張りたい。 
 

滝本幸正

中2日の追加で、前回の決勝の日に連絡を受けた。冬期移動はやっていないので室内トレのみ。自力勝負。 
 

木下 章

ラインの滝本君へ。俺がレジェンド? それは、同期の神山でしょ。俺は下っ端(笑)。 
 

組橋一高

俺も身長は高いけど、それ以上に江口君の方が大きいね。だから、風よけにならないかも(笑)。同県の北野君の番手へ。 
 

江口晃正

西のラインで連係して香川コンビへ。時たま、1着を取れている状況。 
 

亀井道佳

目標不在ですか。それなら、決めずに。 
 

久保田 敦

関東ラインの3番手。脚は悪くなけど、成績がちょっと…。昨年、落車してから良くない。 
 
4R

 

中山拓人

前橋を走るのは初めて。短走路もルーキーシリーズで走った松戸だけ。優勝も2回しかないし、まだまだです。ラインで決める自力勝負。 
 

梶山大輔

平塚で開催指導員をやっているけど、グランプリは楽しかったですよ。ここは武藤君の番手へ。 
 

武藤貴志

新人との2分戦より、3分戦の方が戦いやすい。自力で頑張ります! 
 

森 佑樹

前回の広島は三日間、中山君との対戦だった。今回も一緒とは(苦笑) 。自力勝負。
 

細沼健治

埼玉同士の中山君へ。連係はあるけど、前回は上手く行かなかった。今度は決めたい。 
 

黒川 勇

埼玉コンビの後ろへ。作戦は、前の2人に任せて。 
 

大前寛則

同県の森君へ。前橋は、かなり走っていないしS級以来かも。 
 
5R

 

小橋明紀

前回の玉野ミッドの準決は1着。悪くないと思う。北日本ラインで坂本君へ。 
 

坂本拓也

この2場所はピスト6だったけど、成績自体は良くなかった。自力勝負。 
 

田口 守

人の後ろだと思っていたし、自分でやるのは誤算ですよ(笑) 。秋田にいて、自力でやっていた頃は、ドームは得意だった。だけど、今の戦法では…。展開次第で何でもやりたい。山口君はチャレンジで強かったけど、番手回りが多かったイメージ。
 

榎本光男

単騎のレースは多いし、苦にならないですよ。ドームも相性が良いので自力勝負。 
 

浜口健二

中四国ラインで田口君へ。世話になっているので任せますよ。 
 

船倉卓郎

同県の山口君へ。頑張ると言ってくれたし信頼したい。 
 

山口龍也

自力、自在に。徹底先行が不在だし、ドームでもあるから、駆けるぐらいの気持ちでいます。 
 
6R

 

名川 豊

高橋泰裕さんが追加で入ってきたので、予選スタートになってしまった。九州で平川君がいるけど、ここは自分でやる。 総力戦です。
 

栗田万生

ピスト6ばかり走っているので調子は分からない。いつも通り積極的に攻めたい。 
 

近藤寛央

地元の横田君を信頼する。同級生みたいですね。連係するのは、今回が初めてです。 
 

江本博明

同県の栗田君の番手は2度目。前回の連係は失敗しているので、今回は決めたいですね。 
 

平川慎太郎

単騎になるけど、行くべきところで、確り仕掛けたい。 
 

横田政直

前回はピスト6を走ってきた。平川君が単騎だし、栗田君との争いですね。地元だし、自力で勝てる様に走りたい。 
 

吉成晃一

並んでくれれば3番手なのに…。これは悩ましい選択ですよ。名川君が一番点数を持っているし、その理由で、彼に付けます。平川君には申し訳ないですね。 
 
7R

 

樋口開土

前期は1回しか優勝する事が出来なかった。前回の別府を欠場したけど、問題ないと思う。人気になるし、ラインで決める自力勝負。 
 

須賀和彦

関東で樋口君の番手へ。連係は確かあったと思う。まずは、離れない事に専念したい。 
 

川上修平

中四国ラインで安本君へ。樋口君が強いけど、頑張ってくれると思う。 
 

川上真二郎

須賀君が点数上位。樋口君の3番手で勝ち上がれる様に走りたい。 
 

安本昇平

樋口君と山田さんとの3分戦ですね。後手を踏まない自力勝負です。 
 

瓦田勝也

競輪は3番手より番手の方が良い。地区は違うけど、空いている山田君の機動力に乗って。 
 

山田祐太

瓦田さんが任せてくれるのは有り難いですね。やはり、ラインが出来た方が走りやすい。自力勝負。 
 
8R

 

蒋野翔太

奈良ナイターが終わり中2日の追加。一旦、車で徳島に戻り、今回の前橋は前泊です。奈良で点数を落としたし予選スタートは覚悟していた。斉藤さんとの2分戦だし、積極的に駆けたい。 
 

石坂永伍

初連係の蒋野君へ。敵として戦った事は何度もあるけど、連係するのは今回が初めて。 
 

松尾玄太

本線の3番手だしチャンスはあると思う。中四国ラインの後ろへ。 
 

斉藤一茂

自分の中で安達君に任せる選択肢はなかった。コメントは、いつも通り臨機応変。自力と言って、動けないとファンに申し訳ないので。 
 

西巻秀太

斉藤君にも安達君にも世話になっている。別々ならライン的に斉藤君。2人で連係するなら3番手です。 
 

安達隆己

悩んだけど、斉藤さんの番手で勉強する。人の後ろは、これで3度目。今迄、同県の中村陸生君とかと連係している。 
 

中野 良

別でやるなら安達君と思っていたけど…。並ぶなら、切れ目から。普通に西ラインの4番手にいると思いますよ。 
 
9R

 

小林 令

年末は体調不良で休んだけど、普通に練習はやってきた。上原さんとの前後は、どっちもあるけど、ここ2回の連係は自分が前。ここも任せてもらったので自力、自在に。マーク屋宣言しても良いけど、自分もまだ26歳。自力でやっても伸びしろはあると思っている。あとは、甲信越は特殊な地区環境なので。先輩に任せると言われた時は、意気に感じてしまうし、それで前期のS級でも長い距離を踏むレースがあった。 
 

上原 龍

前回の静岡は久々のA級戦だったけど厳しかった。バックは2回取ったけど、決勝に乗れていない。ここは、普通に小林君に前を任せる。 
 

飯田憲司

広島記念のレインボーカップのファイナルでS級特進に失敗。ショックと言えばショックだったけど、もう気にしていない。年末に体調を崩して、正月開催の小田原は欠場した。良いメンバーだけど、自力で力を出し切りたい。 
 

山田幸司

20年以上ぶりのA級。この成績は、やばいね(笑) 。これで3場所連続してミッドナイトだけど、ミッドは初体験だった。周回が少ないから、途中で、心臓がドキドキしてしまう(笑)。南関ラインでS級時代から連係実績のある飯田君へ。
 

畝木 努

高谷さんは、僕に付けても良い事はないですよ(笑) 。地元の玉野を前検日に欠場して、それから正月開催の高松も間に合わなかった。だから、走ってみないと分からない。単騎で気楽に自力勝負。
 

高橋泰裕

どっちが前でも関東ラインの3番手です。S級の点数が取れているかは結果待ちですね。新年一発目は、きつい展開だったけど、大垣で優勝する事が出来た。状態は問題ないですね。 
 

高谷雅彦

他の選手のダイジェストを見て予習はやってきた。畝木君は強いけど、イケイケのレースをやっていない。それなら、自分でやった方が良いし、まだ動ける脚があるので。誰か任せてくれれば、先行しても良いぐらいの気持ち(笑) 。コメントは、自力でお願いします。
 

今節のレース展望!



 S級でも暴れん坊だった準地元の小林令が、存在感のある走りで完全優勝を目指す。自分でやる時は強引に位置取りをやり、目標のあるレースでは自分の事より前を庇う事を優先する。それで失格も多いが、これは本人の生き方。S級なら、みんな脚があるから受けてくれるが、A級戦は周りの選手が、そこまでの脚力がない。1回の失格でS級の点数が取れなくなる可能性もあり、安全運転も、時には必要だ。無理に内に切り込んだりせず、外併走からの捲りの方がベストかも。同支部、上原龍が追加で入り、前後は流動的。上原は前回の静岡で2本バックを取っているからだ。S級の時なら小林令、上原龍の並びだが、前検日にきちんと確認したい。
 12月の広島記念のレインボーカップでS級特進に失敗した飯田憲司だが、乗りに乗れている。カマシ、捲りの得意パターンで優勝を量産。S級特進を目指していた、名前のある新人選手の野望も打ち砕いている。このバンクの実績もあり、小林令が失敗するなら、この人の優勝だ。番手は南関で前S級の山田幸司。ヨコよりタテのイメージだしスンナリなら逆転も可能だ。
 実力者の高谷雅彦は、支部長職を務め、人格者としても有名。G1には手が届かなかったが、S級のトップ選手だった一人。北日本の自力選手が手薄で、準決は飯田憲司の番手も考えられる。
 やや低迷期を脱出した樋口開土は関東の貴重な戦力。地元横田政直も今年は勝負の年だ。中四国地区は蒋野翔太が追加で入り、九州地区は名川豊や山口龍也が面白い存在。
 チャレンジは当然、121期の新人選手の争い。松下綾馬、照井力斗、滝本幸正、中山拓人と4人いて、中山拓人が一番競走得点を持っている。優勝回数は3回同士の照井力斗と滝本幸正だ。

 

 

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    武田一康(たけだかずやす)
    コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
    昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
    小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
    かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
    新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
    2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
    さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
    競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
    熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
    「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
    口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。

    66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
    鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。

    趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
    あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
    ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
    競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。


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  • 竹林一彦の競輪閻魔帳

     

     たまに良いことがあるから
     
     先日テレビの対談番組に騎手の武豊が出演していた。
     大レースを優勝した後日の祝勝会の宴席には主役がいない。主役の馬が不在のなか僕等は美味しいお酒を飲んでいる。武氏の軽妙なおかしみある描写に思わずにこりとさせられた。
     氏はこうも言っていた。
     勝つために考えて、準備をして、計画をして競馬に臨んでも上手く行くことはすくない。それでもたまに、良いことがある、ご褒美をもらえる。
     氏は同じ趣旨の言葉を「週刊ギャロップ」誌上の新春インタビューでも述べている。
     武豊の競馬にむかう――もしかすると人生における――佇まいを垣間見た気がした。
     ちゃんとした準備も、お復習いもせず、韻など踏んでいい加減な車券ばかりじゃ、上手く行かなくてあたりまえだけど、そんな俺のギャンブルもたまには良いことがあるから、懲りもせずまた突っ込んでゆくわけだ。
     武豊の父君、故武邦彦さんがトウショウボーイの主戦だったころと俺の競馬デビューの時期が重なる。あれからもう四十年以上が経っているのか。まだ府中に厩舎があった時代の府中競馬場を、今では思い出すのもむずかしくなった。まるで違う景ではないにしても、現今とはたしかに異なるものでもあった。ああ、今では競馬名物とも言えるファンファーレのあとの大歓声、あれはまだなかった。

    竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
    一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。

  • とかく・この世は金ばかり ~マッチーの七転八起奮戦記

    町田洋一

    元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
    歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
    打倒ヤマコウがモットーなのか!?

    twitter
    https://twitter.com/matchyou1925

  • チャメット探検隊・みほっしーレポート!

     

     









     
  • 西川ゆりのの「夢のゆりねっと競輪!」




     

    元某通販番組でMCをしており、家電の販売から車券の販売に!

    ケイリン女子部の西川ゆりのです!
    
    
    いよいよ新年一発目の前橋開催ウィンチケットミッドナイト競輪も最終日となりました。
    
    初日、2日目と前橋競輪にてミッドナイト競輪の中継アシスタントをさせていただいていますが、昨日はスタジオまで選手の声援が聞こえてくる場面もあり、バンク内の盛り上がりを感じています!
    
    2日目は注目していた7R飯田選手と高谷選手ですが、残念ながら着に絡むことはできず…。樋口選手の見事な突っ張りでした。
    
    その樋口選手は今節唯一の完全優勝がかかっています!
    初日は後方からの捲り、2日目は突っ張って逃げどちらも綺麗に決まっており、色々な戦法で勝つことができる選手ということを目の当たりにしました!
    「決勝も積極的に駆けたい。 」とコメントを出されており、注目も人気も集まっています!
    9R決勝戦で、唯一の3車ラインで先頭を走ります。
    その樋口選手の番手につくのは前回優勝の高橋選手。
    2日間ともにラインの3番手、3着という結果ですが、脚は悪くないという高橋選手。
    最終日は番手となり本領発揮となるのでしょうか。
    
    決勝戦は第9R。
    樋口選手の完全優勝か、高橋選手の二連覇なるか注目です!
    
    
     

    【115日】

    ウィンチケットミッドナイト競輪2日目となりました!

    初日の9Rは南関東ラインの飯田選手、山田選手が12着、そこに前回優勝の高橋選手が外から伸びて3着。

    関東ラインの小林選手が先頭で逃げ切るかと予想していましたが山田選手の牽制で小林選手は前に出ることができず、初日は南関東ラインで決まりました。

    注目していた小林選手が着に絡めず残念でしたが、逃げ切った飯田選手の走りに驚きました!

    飯田選手は「逃げ切れると思っていなかったし、自信になるレース。」とコメントを出されており、2日目、3日目につながるレースとなりました。

     

    その飯田選手は2日目の7Rに出場します。

    飯田選手がラインの先頭、その番手には初日単騎で走った高谷選手が付きます。

    高谷選手は「小林君と飯田君のもがき合いを捲ろうと思っていたけど、1本棒のままで。」と初日は思うように動けず不完全燃焼の様子。

     

    そんな高谷選手は昨年2月に600勝を達成。

    「これからもΓこつこつ一勝」を肝に命じ、お客様に喜んでいただけるよう努力し走らせていただきます。」とコメントをされています。

    また、日本競輪選手会青森支部長を務めており、青森市新都市病院に青森記念イベント売上の一部を寄付するなど、人柄も素敵で応援したい選手の1人です!

    飯田選手、高谷選手共に2日目の走りに期待です!

    1月14日から3日間、2023年初の前橋競輪場にてミッドナイト競輪開催です!
    
    やはり注目は前回優勝の高橋泰裕選手。
    年末は病気欠場が続きましたが、新年一発目には大垣競輪場で見事優勝。
    中学時代から長年続けていた陸上競技の経験から活かされる脚力と前橋競輪場のスピードバンクも味方して初日や特に2日目、最終日に期待しています!
    
    そしてもう1名。注目の小林令選手です。
    今節で1番競走得点のある選手で、初日は関東3車ラインの先頭を走ります。
    「任せてもらったので自力、自在に。」とコメントされており、逃げ切りに期待です!
    イケメン選手としても注目されている小林選手ですが、競輪選手になったきっかけはお父様が経営する実家の自動者整備会社に現在の師匠の加賀美智史選手がフェラーリに乗って訪れたことからだそうです。
    お父様と競輪選手との繋がりがあり、そこから競輪選手を目指すという素敵な競輪との出会いですよね!
    
    注目の高橋選手、小林選手は共に初日の9Rに出場!
    しかも同じラインでの競走となり、ラインでの決まりに期待です!







     

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